グルジアワイン?ジョージアワイン?

グルジア国旗

フォロワーさんの数が600人に到達したので、そろそろツイッターでよく聞かれる、「グルジアなのか、ジョージアなのか」という疑問にお答えしようと思います。

ぜひ皆さんに私達がどのような思いでグルジアワインを扱っているのか知って頂きたいタイミングなので、読んで下さい(^O^)/

はい!正しくは「ジョージア」です。

2015年に、日本の国会で今まで「グルジア」と呼んでいた国を「ジョージア」と呼ぶと決まりました。

「グルジア」が「ジョージア」に変わったというニュースは、9割近くの日本人の生活には関わりがないことでしょう。ですが、このニュース一つからグルジア(ジョージア)の歴史を紐解くことができるのです。

ロシアとグルジア(ジョージア)

先日、ツイッターのフォロワーさんからメッセージを頂きました。

内容は「自分はロシア軍について呟くアカウントだけどフォローしてて大丈夫ですか?」というもの。この方はグルジアワインを売っている私達、その後ろにいるグルジアワインの生産者達のことを考えてこのメッセージを下さったのでしょう。

とても思慮深くて素敵だと思います。

グルジア(ジョージア)とロシアは、8年前まで戦争をしていたのです。

「南オセチア紛争」です。この南オセチア紛争が起きた背景には深い歴史があります。グルジア(ジョージア)がある地域は100年以上前のロシア帝国の時代から併合と独立を繰り返している地域で、しかも多数の民族が居住しているとても複雑な地域なのです。

グルジアワイン

現在においても「トルコとロシアに挟まれている国」と書くだけで、立ち位置の難しさは伝わるのではないでしょうか。

そして「グルジア」という名前はロシア語に由来する呼び方だから「ジョージア」という呼び方をしてほしいと、グルジア(ジョージア)の人たちは言っており、それが2015年に日本の国会に認められたという流れでした。

日本にグルジアワインを広めるということ

そのような複雑な事情を持つグルジア(ジョージア)という国。皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

恐らく「知らない」「戦争」という答えが多いのではないかなと思います。一部の方は「相撲」「グルジアワイン」などを挙げてくれるかもしれません。

まだ日本人の中にしっかりとしたイメージがないのが「グルジア(ジョージア)」という国です。

私達はグルジアワインを通して「グルジア(ジョージア)」という国のことも日本人に紹介していると考えています。それは、一商品を取り扱う以上の責任が伴うことです。

少し話がそれますが、この写真。

ジョージアワインぶどうをもつおじさん

ツイッターのプロフィール画像として使っている写真なのですが、これは画像素材サイトなどから買ってきたものではありません。

本物の、グルジアワインの生産者です。ですが、この写真は私達が撮った写真ではないのです。

グルジア(ジョージア)政府観光局が提供してくれた写真なのです。

私達がグルジアワインの取り扱いを開始する際に、東京のグルジア(ジョージア)大使館と大阪の中央公会堂でレセプションパーティを行ったのですが、今でも印象に残っているのは、グルジア(ジョージア)の皆さんがとても喜んでくれたこと。

「グルジアワインが日本に広まることで、グルジア(ジョージア)という国自体が日本人にもっと知られることになる」と、とても喜んでくれました。

そして、グルジア(ジョージア)政府観光局の写真の使用も許可してくれたのです。

信じられますか?私たちは普通の中小企業に過ぎないのに、一国の政府観光局が写真を使わせてくれるのです。

そこに私は、グルジア(ジョージア)の、ワインそして日本にかける想いの片鱗を感じました。そういう意味でも、私達がグルジアワインを売ることには大きな責任があるのです。

私達が「グルジアワイン」という呼称を使っている理由

これは、日本において「グルジアワインの知名度」と「グルジアワインを飲んだことがある人の数」が大きく乖離していることに理由があります。

グルジアワイン

皆さん、「グルジアワイン」というキーワードがGoogleで月に何回程検索されているかご存知でしょうか?

調べてみると、1900回検索されていることが分かります。

では一方で、「スペインワイン」「チリワイン」といった、近年日本で流行ったワインが何回程度検索されていると思いますか?

実はどちらもグルジアワインと同じ1900回なのです。

大雑把に考えると、スペインワイン、チリワインとグルジアワインは同じくらいの興味関心を持たれていると言える結果です。

ですが、「チリワイン、スペインワインを飲んだことがある人数」に対して「グルジアワインを飲んだことがある人数」は圧倒的に少ないと思います。

政治的な理由やビジネス的な理由、様々な理由があって、日本ではグルジアワインが手に入りにくいので、このような事態になっていると思います。

グルジアワインを飲んだ方はほぼ全員が「美味しい!また飲みたい!」と言ってくださります。

一度「美味しい」と思って頂ければ、そこからグルジアワインに興味を持って頂くこと、グルジア(ジョージア)という国に興味を持って頂くことも出来ると思います。

グルジア国旗

ですが、一度も飲んだことが無くては、グルジアワインに興味を持って頂く機会そのものが無くなってしまうと思います。

なので、私たちは更に知名度の低い「ジョージアワイン」という呼称ではなく、まだ知名度の高い「グルジアワイン」という呼称を使っています。

一度グルジアワインの美味しさを知って頂いた上で「グルジアワインってジョージアワインとも呼ばれているらしいよ」と少しづつ、歴史的背景を知って頂けたらと考えているからです。

日本でグルジアワイン、ジョージアワインの知名度が広がっていった際には私達も「ジョージアワイン」という呼称にすぐ変更しようと考えています。

今後も今このサイトを見てくださっている皆様と共に、グルジアワイン、そしてグルジア(ジョージア)という国を多くの日本の人々に知ってもらうべく、頑張ってゆきますので、どうぞ宜しくお願いします。

少し長くなりましたが、せっかく多くの方にフォロワーになって頂けたので、大切なことを書かせて頂きました。

お読み頂き、ありがとうございます。